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2026年04月01日
平成28年7月26日、県立障害者支援施設「津久井やまゆり園」において、19名の尊い命が奪われる痛ましい事件が発生しました。
神奈川県では、このような事件が二度と繰り返されないように、「ともに生きる社会かながわ憲章」や「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例」を制定し、当事者目線の障害福祉を推進してきました。
そこで、こうした当事者目線の障害福祉を具現化し、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域共生社会の実現を目指す、全国的にも例のない福祉の地方独立行政法人を設立することを決めました。
私たちは、中井やまゆり園の利用者をはじめ、地域で生きづらさを感じる一人ひとりの思いや願いに寄り添いながら、豊かな暮らしづくりを進めるとともに、利用者、家族、支援者がともにウェルビーイングを高めていくことのできる法人を目指しています。
そのため、当事者目線に立って、利用者の皆様のより良い暮らしづくりや地域の居場所づくりに積極的に取り組みます。
また、当事者の人生を支援者と一緒に振り返り、徹底的に対話を重ねることにより、本人の思いに寄り添い、当事者の目線に立って、より良い暮らしに向けた解決策を考え、実践していく「当事者研究」をはじめ、科学的な福祉の研究を推進します。
さらに、福祉の現場に科学の視点を取り入れることにより、再現性のある当事者目線の支援を確立するとともに、地域でそれを実践する人材の育成に取り組んでいきます。
こうした新しい福祉をつくるフロントランナーとしての当法人の取組に対して、皆様の温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
地方独立行政法人神奈川県立福祉機構
理事長 橋本 和也